
どうも、高橋です。
今週は、相場を見る前に、
ついW杯のニュースをチェックしてしまった方も
多かったのではないでしょうか。
私も試合結果やハイライトを見ていて
気づけば朝から少し寝不足気味でした。
サッカーも相場も、
流れが一気に変わる瞬間がありますよね。
「さっきまで押されていたのに、ワンプレーで空気が変わる」
そんな場面を見ていると、
相場にも通じるものがあるなと感じます。
今週の日本株市場も、
まさに空気が変わったような一週間でした。
大きな話題は、何といっても
日経平均株価が7万円台に乗せたことです。
長く相場を見ていても、
7万円という数字にはやはり少し驚きます。
「ついにここまで来たか」と
感じた方も多かったのではないでしょうか。
もちろん、数字のインパクトだけで
浮かれてはいけません。
ただ、これだけ大きな節目を超えたという事実は、
今の相場にかなり強い資金が入っていることを示しています。
今回の上昇をけん引したのは、
やはりAI関連を中心とした半導体セクターでした。
特に、指数への影響が大きい
アドバンテストや東京エレクトロンには引き続き資金が入り、
相場全体を押し上げる展開となりました。
AIブームについては、短期的なテーマとして見るよりも、
世界的な設備投資やデータセンター需要の拡大を背景にした、
大きな流れとして捉える必要があると感じています。
もちろん、どこまでも一直線に上がる相場はありません。
ただ、資金が集まっているテーマであることは間違いなく、
今後も半導体関連の値動きには注目しておきたいところです。
また、今週はキオクシアの強さも印象的でした。
売買代金ランキングでもたびたび上位に入り、
市場の関心を集める銘柄として存在感を見せています。
こうした銘柄を見ると、
いまの相場では「業績期待」と「テーマ性」が重なった銘柄に
かなり強い資金が向かっていることが分かります。

一方で、今週は半導体だけの相場ではありませんでした。
日銀の追加利上げを受けて、銀行や保険などの金融株にも資金が入りました。
金利上昇のメリットを受けやすい業種として、改めて見直し買いが入った形です。
私自身も今週は、半導体関連と金融株を中心に相場を見ていました。
トレードをするうえで、私がいつも大切にしているのは、
「どのテーマに資金が集まっているのか」
という視点です。
企業分析や業績を見ることはもちろん重要です。
ただ、短期の値動きを考えるうえでは、
資金の流れを読むことも同じくらい大切です。
どれだけ良い企業でも、市場の関心が向いていなければ、
株価はなかなか動きません。
逆に、強いテーマに資金が集まっているときは、
多少高く見える水準でも、さらに買われることがあります。
今週の相場は、まさにその典型だったように感じます。

来週に向けては、6月25日(木)21:30発表予定の
米国PCEデフレーターに注目しています。
PCEデフレーターは、FRBが特に重視しているインフレ指標です。
先日のFOMCではインフレ見通しも意識される内容となっており、
今回の数字次第では、今後の利下げ観測に影響が出る可能性があります。
市場予想を上回る結果となれば、
米国金利の上昇圧力が強まりやすくなります。
反対に、予想を下回る結果となれば、
利下げ期待が再び高まる展開も考えられます。
日本株も、米国金利や為替の影響を大きく受けます。
相場が強いからこそ、週末をまたぐ
ポジション管理には注意しておきたいところです。
強い相場では、どうしても「何を買うか」に
意識が向きやすくなります。
ただ、実際にはそれと同じくらい、
「どこで利益を確定するか」
「どこまで下がったら撤退するか」
を決めておくことが大切です。
上昇相場に乗ることは大事です。
でも、浮かれすぎないことも同じくらい大事です。
今週のような相場は、見ているだけでも勉強になります。
どの銘柄に資金が入り、どのタイミングで物色が広がり、
どこで利益確定の売りが出るのか。
そうした流れを一つひとつ確認しながら、
来週も冷静にチャンスを探していきたいと思います。
相場は強いです。
ただ、強い相場ほど、丁寧に見ていきましょう。
今週もお疲れさまでした。
また次回お会いしましょう!