株の素朴な疑問を解決   ※当サイトには広告が含まれます

株って正直儲かるの?

ブログ

4連発の勢いに乗る技術、荒波に備えるポジション管理

投稿日:

どうも、高橋です。

今週のニュースを見ていて、プロ野球ファンの皆さんは
ひっくり返るほど驚いたのではないでしょうか。

日本ハムファイターズが、なんとNPB史上初となる、
初回先頭打者からの4者連続ホームランを達成!

1番から始まって4番まで、誰一人途切れることなく
スタンドへ打球を放り込んでいく姿は、まさに圧巻の一言でした。

あの凄まじい連鎖を見ていると、
やっぱり勢いがついたときの爆発力って恐ろしいなと感じます。

実はこれ、相場にも全く同じことが言えます。

株の世界でも、強い上昇トレンドが発生しているとき
(=勢いに乗っているとき)は、次から次へと買いが買いを呼び、
まるでホームランが連発するかのように株価が跳ね上がっていきます。

この”トレンドを素直にフォローする”という視点は、
トレードをするうえで非常に大切です。

ただ、今週のマーケットは、その勢いの裏側にある激しい荒波を
まざまざと見せつけられる一週間でもありました。

今週最も大きなインパクトを与えたのは、やはり為替市場の動きです。

円安の勢いが止まらず、一時1ドル=162円台後半まで加速しました。
これは1986年12月以来、実におよそ39年半ぶりの円安水準です。

長く相場を見ていても、この歴史的な数字にはさすがに緊張感が走ります。

当然、この急激な動きに対して片山財務大臣からの
口先介入を辞さない発言が入りました。

これを受けて、それまで円安メリットで買われていた輸出株などに、
一旦利益を確定させようとする売りがドッと押し寄せる場面もありました。

一方で、為替がこれだけ動くということは当然、
次の日銀の利上げ期待も高まってくるわけです。

その結果として今週目立ったのが、地銀株への資金シフトでした。

金利上昇の恩恵を受けやすく、かつ割安感の残る地方銀行の銘柄が、
相次いで年初来高値を更新する展開となりました。

まさに、資金の居場所が目まぐるしく変わる、循環物色の動きが綺麗に出ています。

そして、今週もっともボラティリティの凄まじさを見せたのが、
半導体セクター、特にキオクシア(285A)でした。

金曜日(7月3日)のキオクシアの値動きは、
まさにジェットコースターそのもの。

朝方の寄付では、前日比8,260円安の
68,000円という大暴落からスタートしたのです。

7月3日 285A キオクシアHD(5分足)

これを見て、

「もう半導体は終わりか…」

恐怖に駆られて投げ売りしてしまった方もいたかもしれません。

しかし、そこから信じられないような買い戻しが入り、
終わってみれば、終値は83,300円!

なんと前日比7,040円高という、驚異的な大逆転劇を演じました。

こうした銘柄は、波に乗れれば一瞬で大きな利益を掴むことができます。

ですがその半面、もし入るタイミングや判断を一つでも誤れば、
被る損失は計り知れないものになります。

だからこそ、強いトレンドに飛び乗るときほど、
今一度ポジション管理を徹底していただきたいのです。

どれだけ魅力的な相場であっても、

一回のリスクで致命傷を負ってしまっては元も子もありません。

さて、来週に向けての見どころですが、
国内だけでなく米国市場にも大きなイベントが控えています。

現地時間の7月7日(火)には、宇宙大手のスペースXが
ナスダック100指数に採用される予定です。

先月上場したばかりの超大物企業が、異例のスピードで
ハイテク株の主要指数に組み込まれるということで、

これが米国のハイテク株全体、ひいては日本の半導体やAI関連株の需給に
どんな影響を与えるのか、世界中の投資家が注目しています。

指数採用に伴うパッシブファンドの強制的な買い需要など、
資金の大きなシフトが起きる可能性には警戒しておきたいところです。

ホームラン4連発のようなお祭り騒ぎの勢いがある反面、
1日で数千円幅が乱高下するジェットコースターのようなリスクも潜む今の相場。

乗るべきトレンドには乗りつつも、手元のハンドル(ポジション量)だけは決して離さず、
来週も冷静に、丁寧にマーケットと向き合っていきましょう。

今週もお疲れさまでした!

松井証券

-ブログ

Copyright© 株って正直儲かるの? , 2026 All Rights Reserved Powered by STINGER.